スカイマークは、国内航空会社11社を対象とした定時運航率を4年連続1位を達成しました。国土交通省が2021年7月30日(金)、「特定本邦航空運送事業者に係る情報」の2020年度の定時運航率です。1位のスカイマークから5位のエア・ドゥまで97%を記録し、コロナ禍で便数が削減されている中、高い運航品質の数値となりました。
スカイマークの定時運航率は2020年度が99.14%でした。過去の定時運航率は2019年度が95.02%、2018年度93.91%、2017年度93.06%で、この数年と比べても2020年度は大幅に改善されています。
定時運航率は、特定部門の努力や改善だけでなく、全社・全部門が垣根を越えて連携することで上昇する数値です。各部門が役割を全しつつ、他の部門をフォローし、定時出発のバトンをつなぎ、時間通りに飛ばすことができます。さらに、搭乗客を含む関係者の協力も必要なものです。
スカイマークは、「今後も安全確保を最優先として、定時運航・顧客満足の向上に努めてまいります」とコメントしています。
なお、2020年度の定時運航率は、2位はソラシドエアで98.93%、3位はスターフライヤーで98.79%、4位は日本トランスオーシャン航空で97.76%、5位はエア・ドゥで97.13%。全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)も96%後半と羽田発着の7社と日本トランスオーシャン航空は、いずれも高い定時運航率でした。
■国土交通省発表 定時運航率と遅延便の割合航空会社 | 2020年度 定時運航率(%) | 天候 遅延便 (%) | 機材故障 遅延便 (%) | 機材繰り 遅延便 (%) | 遅延便計 (%) |
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JAL | 96.81 | 0.19 | 0.42 | 1.60 | 2.48 |
ANA | 96.97 | 0.26 | 0.49 | 1.01 | 0.41 |
日本トランスオーシャン航空 | 97.76 | 0.16 | 0.21 | 0.96 | 1.67 |
スカイマーク | 99.14 | 0.08 | 0.26 | 0.38 | 0.57 |
エア・ドゥ | 97.13 | 0.27 | 0.40 | 0.92 | 1.09 |
ソラシドエア | 98.93 | 0.09 | 0.14 | 0.55 | 1.07 |
スターフライヤー | 98.79 | 0.19 | 0.46 | 0.21 | 1.01 |
Peach | 93.94 | 0.90 | 0.92 | 1.86 | 0.88 |
ジェットスター・ジャパン | 94.93 | 0.39 | 0.98 | 1.63 | 0.92 |
春秋航空日本 | 93.83 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 0.00 |