スカイマーク、定時運航率4年連続1位 羽田発着7社が96%超とハイレベル

スカイマーク、定時運航率4年連続1位 羽田発着7社が96%超とハイレベル

ニュース画像 1枚目:スカイマーク イメージ (ITM58さん撮影)
© FlyTeam ITM58さん
スカイマーク イメージ (ITM58さん撮影)

スカイマークは、国内航空会社11社を対象とした定時運航率を4年連続1位を達成しました。国土交通省が2021年7月30日(金)、「特定本邦航空運送事業者に係る情報」の2020年度の定時運航率です。1位のスカイマークから5位のエア・ドゥまで97%を記録し、コロナ禍で便数が削減されている中、高い運航品質の数値となりました。

スカイマークの定時運航率は2020年度が99.14%でした。過去の定時運航率は2019年度が95.02%、2018年度93.91%、2017年度93.06%で、この数年と比べても2020年度は大幅に改善されています。

定時運航率は、特定部門の努力や改善だけでなく、全社・全部門が垣根を越えて連携することで上昇する数値です。各部門が役割を全しつつ、他の部門をフォローし、定時出発のバトンをつなぎ、時間通りに飛ばすことができます。さらに、搭乗客を含む関係者の協力も必要なものです。

スカイマークは、「今後も安全確保を最優先として、定時運航・顧客満足の向上に努めてまいります」とコメントしています。

なお、2020年度の定時運航率は、2位はソラシドエアで98.93%、3位はスターフライヤーで98.79%、4位は日本トランスオーシャン航空で97.76%、5位はエア・ドゥで97.13%。全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)も96%後半と羽田発着の7社と日本トランスオーシャン航空は、いずれも高い定時運航率でした。

■国土交通省発表 定時運航率と遅延便の割合
航空会社2020年度
定時運航率(%)
天候
遅延便 (%)
機材故障
遅延便 (%)
機材繰り
遅延便 (%)
遅延便計
(%)
JAL96.810.190.421.602.48
ANA96.970.260.491.010.41
日本トランスオーシャン航空97.760.160.210.961.67
スカイマーク99.140.080.260.380.57
エア・ドゥ97.130.270.400.921.09
ソラシドエア98.930.090.140.551.07
スターフライヤー98.790.190.460.211.01
Peach93.940.900.921.860.88
ジェットスター・ジャパン94.930.390.981.630.92
春秋航空日本93.830.000.000.000.00
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