「航空と宇宙」定例講演会、ブルーインパルス遠渡隊長語る究極のミッション

日本航空協会が開催している第294回「航空と宇宙」定例講演会は、2021年9月7日(火)にオンラインで開催されます。「空の日・宇宙の日」記念特別講演会として、航空ではブルーインパルス、宇宙では宇宙ビジネスのチャンスをテーマに紹介されます。講演会は、日本航空宇宙学会、日本航空技術協会との共催です。

航空の講演は、航空自衛隊第11飛行隊「ブルーインパルス」の遠渡祐樹隊長が講師を務めます。テーマは、「究極のミッションを安全に実現するために」。

ミッションを安全に実現するため、飛行の実施計画から機材を万全な状態とする維持管理など、操縦士とそれを支える整備士やサポートスタッフの視点を交えた話しになる予定です。ちょうどオリンピック、パラリンピックで東京都心を飛行した後の講演で、こうした具体的なミッションへの言及など、分かりやすいお話が聞けそうです。

宇宙の講演は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の神武直彦教授が講師を務めます。テーマは、「宇宙ビジネスのトレンドとチャレンジ、そしてチャンス」。

従来の宇宙関連企業だけでなく、ニュースペースといわれる多様な宇宙事業を展開するスタートアップ企業を含め、宇宙ビジネスの最新トレンド、チャレンジ、企業や個人でも新たに取り組むことができる宇宙ビジネスのチャンスが紹介されます。

オンライン講演会は、YouTubeの限定公開のライブ配信で、事前に申込が必要です。申し込みは9月7日(火)の開催前まで受け付けしています。