ノルウェー空軍のP-8Aポセイドン初号機、初飛行

ノルウェー空軍のP-8Aポセイドン初号機、初飛行

ニュース画像 1枚目:ノルウェー空軍向けP-8Aポセイドン、ボーイングフィールドへの着陸
© Boeing
ノルウェー空軍向けP-8Aポセイドン、ボーイングフィールドへの着陸

ノルウェー空軍向けP-8Aポセイドン初号機が2021年8月9日(月)、初飛行しました。製造されたレントン工場が隣接するレントン市営空港を離陸し、最高高度41,000フィートを記録、飛行時間はおよそ2時間20分で、ボーイングフィールドへ着陸しました。

ノルウェー空軍向けP-8Aポセイドンは、機体の製造が完了し、これから納入に向けたミッションシステムが機内に装備される予定です。多用途海上哨戒機として任務を遂行するための装備品艤装がボーイングフィールドで実施され、ノルウェー国防装備庁(NDMA)の要件を満たすための試験が実施されます。

ボーイングは、ノルウェーにP-8Aを5機、納入する予定です。現在、海上哨戒任務に就くP-3オリオン6機、DA-20ジェットファルコン3機の更新機として導入される予定です。P-8Aの配備先は、北極圏の防空・海上哨戒任務の拠点となるエヴェネス基地です。この基地には、F-35ライトニングIIも配備予定です。

ボーイングは2021年7月末までに、P-8を136機、納入しています。アメリカ海軍をはじめ、オーストラリア空軍、インド海軍、イギリス空軍が運用しています。

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