JAレジ、7月まとめ新規5機・抹消9機・予約4機

更新日：2021/09/13 12:07
配信日： 2021/08/12 17:55
機材計画

7月に日本籍登録されたホンダジェット (RJOY_Spotterさん撮影)

国土交通省航空局によると、2021年7月の日本国籍の航空機登録は、新規登録5機、抹消9機、予約登録4機でした。新規登録では、ホンダ製HA-420 HondaJetが2機、登録されています。新日本ヘリコプターが登録した機体記号(レジ)「JA6686」は、海上保安庁で「うみたか/MH686」として運用されていた機体で、現在の機齢は29年4カ月です。

海上保安庁で運航されていた「JA6686」 (NRT_roseさん撮影)

かつて活躍していた時の777-300ER「JA780A」 (Cimarronさん撮影)

抹消登録では、全日本空輸(ANA)がボーイング737-700型の「JA05AN」「JA06AN」の2機、ボーイング777-300ER型の「JA779A」「JA780A」の2機、計4機を退役させています。ANAは737-700を完全退役させ、777-300ERもコロナ禍に伴う大型機の退役計画が一段落しています。

エアアジア・ジャパン時代の「JA03DJ」 (幹ポタさん撮影)

エアアジア・ジャパン所属のエアバスA320型「JA03DJ」は、2021年1月27日(水)に名古屋(セントレア)から那覇経由でクアラルンプールにフェリーされていますが、抹消手続きは7月13日(火)付けでした。

ジェットスター・ジャパンでの「JA11JJ」 (車掌さん撮影)

ジェットスター・ジャパン所属のA320「JA17JJ」「JA11JJ」の2機は、オーストラリアのジェットスターに移籍しています。いずれも7月にブリスベンへフェリーされており、それぞれ「VH-YXS」「VH-YXV」として登録されています。

シン・ゴジラジェット時代の「JA08MC」 (KIMUVOLVOさん撮影)

スターフライヤーで運航されたA320「JA08MC」は7月27日(火)、北九州から女満別とアンカレッジを経由し、アリゾナ州ツーソンへフェリーされたため、抹消。この機体は新たに「N593DL」として登録されており、次の航空会社での運航に向けた整備が実施されているとみられます。

■2021年7月新規登録機

登録日	レジ番号	航空会社	機種	製造番号
2021-07-08	JA6686	新日本ヘリコプター	AS332L1	2350
2021-07-12	JA45PN	日本法人所有	AW109SP	22355
2021-07-12	JA109Q	アルファーアビエィション	A109E	11140
2021-07-16	JA123P	日本法人所有	HA-420	42000062
2021-07-16	JA60RH	日本法人所有	HA-420	42000151

■2021年7月抹消登録機

抹消日	レジ番号	航空会社	機種	抹消理由
2021-07-02	JA05AN	ANAホールディングス	737-700	航空の用に供さないため
2021-07-08	JA06AN	ANAホールディングス	737-700	航空の用に供さないため
2021-07-13	JA03DJ	エアアジア・ジャパン	A320-216	航空の用に供さないため
2021-07-14	JA779A	ANAホールディングス	777-300ER	航空の用に供さないため
2021-07-13	JA77YA	日本法人所有	EC120B	アメリカ合衆国へ売却
2021-07-16	JA780A	ANAホールディングス	777-300ER	航空の用に供さないため
2021-07-20	JA17JJ	ジェットスター・ジャパン	A320-232	航空の用に供さないため
2021-07-27	JA11JJ	ジェットスター・ジャパン	A320-232	航空の用に供さないため
2021-07-29	JA08MC	スターフライヤー	A320-214	航空の用に供さないため