エールフランス航空のエアバスA350-900型が2021年8月12日(木)、羽田空港に飛来しました。エールフランスがA350-900を初めて日本路線への導入でした。初便はパリ発羽田着AF274便で、機体記号(レジ)「F-HTYG」の愛称「Reims(ランス)」が使用されました。
エールフランスのA350は、機体愛称としてフランスを象徴する都市名がつけられています。ランスはパリから北東に位置し、エールフランスの機内全クラスで提供されるシャンパンの醸造で有名なシャンパーニュ地方の中心都市です。
現在、11機のA350を保有するエールフランスですが、これまでに愛称として付けられているのは1号機から順に、トゥールーズ、リヨン、サン・ドニ・レユニオン、ニース、ボルドー、マルセイユ、ランス、ディジョン、サン・マロ、カンヌ、オービュッソンです。
この愛称は、機体前方ドア横に記されています。今後、2025年までにA350-900は38機に拡大する予定。日本に飛来する機体たちを見ながら、フランスの本土からフランス海外県まで地理の勉強にもなりそうです。
■エールフランスのA350型11機と愛称 F-HTYA:トゥールーズ F-HTYB:リヨン F-HTYC:サン・ドニ・レユニオン F-HTYD:ニース F-HTYE:ボルドー F-HTYF:マルセイユ F-HTYG:ランス F-HTYH:ディジョン F-HTYI:サン・マロ F-HTYJ:カンヌ F-HTYK:オービュッソン