豪空軍P-8A、8月12日ごろ嘉手納展開 北朝鮮瀬取り監視を開始

豪空軍P-8A、8月12日ごろ嘉手納展開 北朝鮮瀬取り監視を開始

ニュース画像 1枚目:オーストラリア空軍 P-8Aポセイドン 同型機イメージ
© Royal Australian Air Force / SGT Pete Gammie
オーストラリア空軍 P-8Aポセイドン 同型機イメージ

オーストラリア空軍は2021年8月中旬から9月中旬にかけて、在日アメリカ軍嘉手納飛行場にP-8Aポセイドンを派遣しています。外務省・防衛省が発表しており、任務に当たる機材はオーストラリアから沖縄に8月12日(木)ごろに到着した模様です。派遣されたのは「A47-011」で、8月18日(水)には活動を開始したとみられます。

オーストラリアによる北朝鮮船舶の監視活動を目的とした派遣は、2018年以降9度目です。オーストラリア空軍P-8Aポセイドンの嘉手納派遣は、最近では2020年2月中旬、2020年9月下旬から10月下旬、2021年3月上旬から下旬に続く展開です。この活動は、国連軍地位協定に基づき、北朝鮮船舶の違法な海上活動、いわゆる「瀬取り」を含む警戒監視を担います。

日本側でも、海上自衛隊が安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集を実施し、関係国と緊密に協力・連携しています。

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