AIRDO、ANAの767を2機導入 プレミアムシート装着のまま

AIRDO、ANAの767を2機導入 プレミアムシート装着のまま

ニュース画像 1枚目:AIRDO 767-300 イメージ
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AIRDO 767-300 イメージ

AIRDOは、2021年内に288席のボーイング767-300型2機を退役させ、270席仕様の同型機へ機材更新します。新たに導入する767-300型は10月と12月から、それぞれ路線に投入する予定です。2機は、ANAで使用されていた機体で、AIRDOはANAが使用していた座席仕様を変えずに全270席で運航します。ANAの767-300国内線仕様は、プレミアムクラスが「2-1-2」配列の10席、普通席「2-3-2」の260席が搭載されています。

AIRDOは、ANAでは本革素材を使い、フットレストが付くプレミアムクラスのシートを特別なサービス等を予定していないことから、「普通席」扱いで販売します。このため、AIRDOへの導入により、利用する座席だけはANA時代よりお得に国内線でプレミアム感覚を楽しめます。

退役機は、機体記号(レジ)「JA601A」は11月、特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」として運航されている「JA602A」は12月上旬に最終運航を予定しています。それぞれAIRDOへの導入時期は、JA601Aが2012年3月、JA602Aは2016年7月。JA602Aは導入時から、特別塗装が施されています。

退役予定の2機とも全日本空輸(ANA)から受け継いだ機体で、JA601Aの機齢は24年超、JA602Aは23年半になっています。いずれも機内は普通席288席を搭載し、GE製のCF6-80C2エンジンを搭載しています。

※配信後にタイトルを変更しました(2021年8月30日(月) 11:24)

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