第十一管区海上保安本部は2021年9月30日(木)まで、配備予定のエアバス・ヘリコプターズのH225(スーパーピューマ225)ヘリコプターの愛称を募集しています。募集する愛称は、沖縄にふさわしい鳥の飛翔できる名前が対象です。愛称は、造語でも可能で、ひらがな6文字以内の名前が条件です。ただし、「ペンギン」や「ダチョウ」のように飛翔できない鳥の名前は対象外。既に海上保安庁所属の航空機で使用されている愛称も、対象外です。
eメール、またははがきで応募を受け付けています。(1)愛称、(2)愛称の由来や理由、(3)住所、(4)氏名、(5)年齢、(6)電話番号、(7)職業・学校と、必要事項の記載が求められています。応募できる愛称は、1名につき1点です。愛称決定後、採用した応募者に感謝状と記念品がプレゼントされます。
なお、第十一管区海上保安本部に所属している回転翼機は、アグスタA139が「おきたか1・2号」と「かんむりわし1・2号」、巡視船搭載機のシコロスキーS-76D型は、「しまわし」「おきさしば」「おきあじさし」が任務に着いています。
H225はエアバス・ヘリコプターズが製造するスーパーピューマ・ファミリーの11トンクラスの双発ヘリコプターです。全長19.5メートル、ローターは5枚羽根で飛行中の振動が低減されており、操縦面でも最新の電子機器と最高峰のオートパイロットを備え、厳しい気象条件でも運用可能です。高速性能、航続性能に優れ、海上保安庁では海難事故での捜索救助や、災害時の救援や物資の輸送などで、その能力を発揮している機種です。