JAL、奄美・沖縄の特別塗装機就航へ メッセージは「世界の宝を守ろう!」

JAL、奄美・沖縄の特別塗装機就航へ メッセージは「世界の宝を守ろう!」

ニュース画像 1枚目:現在運航されている日本トランスオーシャン航空の737-800、文言が「目指せ」から「祝」に変更される予定 (kurubouzuさん撮影)
© FlyTeam kurubouzuさん
現在運航されている日本トランスオーシャン航空の737-800、文言が「目指せ」から「祝」に変更される予定 (kurubouzuさん撮影)

日本航空(JAL)、ジェイエア、日本エアコミューター(JAC)のJALグループ3社は2021年9月から、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界自然遺産登録を祝う取り組みの1つとして、特別塗装機を運航します。日本トランスオーシャン航空(JTA)、琉球エアーコミューター(RAC)の特別塗装機も文言が一部、更新されます。

まず、ジェイエアがエンブラエル170型の機体記号(レジ)「JA228J」で9月4日(土)から、JALはボーイング737-800型「JA337J」で9月7日(火)から、JACがATR42-600型「JA10JC」で9月8日(水)から、それぞれ特別塗装機を運航します。希少動植物を知り、守るよう願いが込められたメッセージ「世界の宝を守ろう!」を全国に広めます。

ニュース画像 1枚目:JAL 世界自然遺産登録記念「世界の宝を守ろう!」特別塗装機デザイン
© JAL
JAL 世界自然遺産登録記念「世界の宝を守ろう!」特別塗装機デザイン

3社の特別塗装機は、環境省のキャラクターでヤンバルクイナ「クイちゃん」、アマミノクロウサギ「あまくろ」、イリオモテヤマネコ「まーや」が左から順に並び、「守ろう!世界の宝」と呼びかけるデザインが機体の胴体後方に描かれます。JACのATR42はキャラクターが下に描かれ、スローガンは上に記載されます。これに加え、「おめでとう!世界自然遺産登録」のお祝いメッセージも機体にデザインされます。

ニュース画像 2枚目:ジェイエア、「世界の宝を守ろう!」特別塗装機デザイン イメージ
© JAL
ジェイエア、「世界の宝を守ろう!」特別塗装機デザイン イメージ
ニュース画像 3枚目:JAC、「世界の宝を守ろう!」特別塗装機デザイン イメージ
© JAL
JAC、「世界の宝を守ろう!」特別塗装機デザイン イメージ

世界自然遺産に指定された地域は、アマミノクロウサギをはじめ希少動物の交通事故防止、希少植物・昆虫などの密猟・盗掘防止が大きな課題。世界自然遺産に登録され、島の宝が世界の宝となり、その希少な動植物や昆虫などの知識を深め、守ることの大切さを特別塗装のメッセージやキャラクターで広く伝えます。

ニュース画像 4枚目:日本トランスオーシャン航空の737-800、「JA11RK」のデザイン
© JAL
日本トランスオーシャン航空の737-800、「JA11RK」のデザイン

日本トランスオーシャン航空(JTA)のボーイング737-800型機、機体番号(レジ)「JA11RK」、琉球エアーコミューター(RAC)のボンバルディアDHC-8-Q400CC型の「JA85RC」には、自然遺産対象地域の希少な動物たちを描いた図画コンクールの受賞作が機体にデザインされた特別塗装機が運航されています。この特別塗装機のデザインはそのままに、「目指せ!世界自然遺産登録」を「祝!世界自然遺産登録」にそれぞれアップデートします。「JA11RK」は9月2日(木)から、「JA85RC」は10月中旬ごろから、それぞれ文言が更新されます。

なお、それぞれの特別塗装機の初便は以下の通りです。

■JALグループ:奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島特別塗装機
・JAL特別塗装機
 期間 9月7日(火)~2022年秋ごろ
 初便 9月7日(火) JL659便 羽田発 12:00 / 奄美大島行き
 機材 737-800 「JA337J」
・J-AIR特別塗装機
 期間 9月4日(土)~2022年秋ごろ
 初便 9月4日(土) JL2409便 伊丹発 15:05 / 鹿児島行き
 機材 E170 「JA228J」
・JAC特別塗装機
 期間 9月8日(水)~2022年秋ごろ
 初便 9月8日(水) JL3721便 鹿児島発 8:10 / 奄美大島行き
 機材 ATR42-600 「JA10JC」
・JTA特別塗装機
 期間 9月2日(木)~2022年2月ごろ
 初便 9月2日(木) NU601便 那覇発 07:20 / 石垣島行き
 機材 737-800 「JA11RK」
・RAC特別塗装機
 期間 10月中旬ごろ ~ 2022年2月ごろ
 機材 DHC-8-400CC 「JA85RC」
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