ユネスコ無形文化遺産「フランスの美食術」、エールフランスの機内食器が登場!

ユネスコ無形文化遺産「フランスの美食術」、エールフランスの機内食器が登場!

ニュース画像 1枚目:ジャン・ピカール=ル・ドゥがデザインした食器類を使ったテーブルセッティング
© Air France
ジャン・ピカール=ル・ドゥがデザインした食器類を使ったテーブルセッティング

パリ近郊のセーヴル美術館(国立陶芸美術館)で開催されている展覧会「ÀTable!Le repas, tout un art」に、エールフランス航空のこれまでの機内食で提供されたテーブルセッティングが陳列されています。ユネスコ無形文化遺産に「フランスの美食術」が登録されており、その歴史をたどる展覧会で、その展示内容の1つに機内食を提供する際に使われた食器類、カップ、グラス、カトラリーなどによるテーブルセッティングが加えられています。

ニュース画像 1枚目:セーヴル美術館、展覧会「ÀTable!Le repas, tout un art」の様子
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セーヴル美術館、展覧会「ÀTable!Le repas, tout un art」の様子

エールフランスは、世界各地とフランスを結ぶ航空輸送事業を手がけると同時に、上質なフランス料理を世界に向けて広める活動にも取り組んでいます。「美食」と評されるフランス料理は、その楽しみの1つに食器へのこだわりも含まれ、エールフランスも現在に至るまで、機内食で提供する食器の選定に多くの努力を注ぎ、上質さを打ち出してきました。

ニュース画像 2枚目:「パリジャンスペシャル」磁器はベルナルドとアビランド、グラスはサンルイとバカラ
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「パリジャンスペシャル」磁器はベルナルドとアビランド、グラスはサンルイとバカラ
ニュース画像 3枚目:コンコルドの機内で提供されたカップ、ソーサー類
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コンコルドの機内で提供されたカップ、ソーサー類

セーヴル美術館の展示では、主に3つのセッティングを紹介しています。1つは、ベルナルドとアビランドの磁器にあわせ、サンルイとバカラのグラスで料理を提供する「パリジャンスペシャル」。もう1つは、コンコルドの機内で提供された水色のラインが強調された白い磁器類です。そして、エールフランスで長年使用されている翼を持つ海馬のロゴ「ヒッポカンポス」で飾られ、ジャン・ピカール=ル・ドゥがデザインを手がけた食器類が展示されています。

エールフランスは現在、ファーストクラス「ラ・プルミエール」とビジネスクラスで提供する機内食の食器に、ジャン・マリー・マソーさんによるデザイン、磁器メーカーのベルナルドとギ・ドグレーヌを使用。客室内での使い勝手だけでなく、線や形など美形も考慮した食器類が使用されています。

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