エミレーツ航空、11月に最後のA380を受領

エミレーツ航空、11月に最後のA380を受領

ニュース画像 1枚目:エミレーツ航空、11月に最後のA380受領へ
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エミレーツ航空、11月に最後のA380受領へ

エミレーツ航空は2021年11月、エアバスから最後のエアバスA380型を受領すると発表しました。最後のA380は2022年6月に受領予定でしたが、当初の納期を前倒しします。エミレーツが今後導入するA380は、機体記号(レジ)で「A6-EVQ」「A6-EVR」「A6-EVS」の3機です。

納入予定の3機のA380は、全て4クラス仕様です。シャワースパを備えたプライベートスイートのファーストクラスは14席、フルフラットになるビジネスクラスは76席、プレミアムエコノミー56席、エコノミー338席で、計484席を搭載しています。いずれのクラスでもエミレーツの機内エンターテイメントの「ice」を楽しむことができます。

ニュース画像 1枚目:ファーストクラスのシャワースパ
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ファーストクラスのシャワースパ
ニュース画像 2枚目:エミレーツ航空 A380ビジネスクラス
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エミレーツ航空 A380ビジネスクラス
ニュース画像 3枚目:エミレーツ航空 A380プレミアムエコノミークラス
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エミレーツ航空 A380プレミアムエコノミークラス
ニュース画像 4枚目:エミレーツ航空 A380エコノミークラス
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エミレーツ航空 A380エコノミークラス

11月までに受領する3機を加えると、エミレーツが保有するA380は118機になります。受領する3機を含めた4クラス構成の仕様は計6機になります。エミレーツ航空はプレミアムエコノミー搭載機の人気が高いことから、新たに導入する機材を積極的に追加する計画です。

エミレーツ航空は10月から、ドバイ発着でアンマン、カイロ、デュッセルドルフ、フランクフルト、広州、ロンドン・ヒースロー、ロサンゼルス、マンチェスター、モーリシャス、モスクワ、ミュンヘン、ニューヨーク・JFK、パリ、トロント、ウィーン、ワシントンDC、チューリッヒ線などでA380を運用します。4クラスのA380は現在、ロンドン・ヒースロー、パリ・シャルル・ド・ゴール線で運航されています。

なお、エアバスはA380の最終組み立ては終了しています。最後に組み立てられたA380は、製造番号(msn)「272」で、2021年3月17日(水)に初飛行し、フランス・トゥールーズからドイツ・ハンブルク工場へ向かいました。ハンブルクのエアバス工場では、塗装作業や機内設備の装着、テスト飛行などを実施しています。

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