航空自衛隊とアメリカ空軍は2021年8月31日(火)、日米同盟の抑止力・対処力強化を目的とした共同訓練を実施しました。グアムのアンダーセン空軍基地に前方展開する第20爆撃飛行隊(20BS)のB-52Hストラトフォートレスが日本海、東シナ海、沖縄周辺空域に飛来しました。
アメリカ空軍B-52Hは、日本近郊への展開で搭乗員の太平洋地域での統合運用を深化させました。空自は、戦闘機を用いて編隊航法訓練や要撃戦闘訓練を実施し、相互運用性を向上させました。
参加した空自部隊は、千歳の第2航空団からF-15が3機、新田原の第5航空団からF-15が4機、小松の第6航空団からF-15が2機、百里の第7航空団からF-2が2機、築城の第8航空団からF-2が4機、那覇の第9航空団からF-15が4機、計19機でした。
なお、B-52Hの支援で、嘉手納基地のKC-135ストラトタンカーが空中給油支援を実施しました。