ソラシドエア、先任客室乗務員のアルコール検査不正で厳重注意

ソラシドエア、先任客室乗務員のアルコール検査不正で厳重注意

ニュース画像 1枚目:ソラシドエア イメージ
© ソラシドエア
ソラシドエア イメージ

国土交通省航空局は2021年9月3日(金)、ソラシドエアの先任客室乗務員によるアルコール検査の不適切な事案があったことから厳重注意しました。航空局はソラシドエアに対し、運航規程や安全管理システムでの再発防止策を講じた上で、9月17日(金)までに報告を求めています。

厳重注意に至る要因は、ソラシドエアの先任客室乗務員Aは2020年10月26日(月)、2021年3月25日(木)の2回、乗務前のアルコール検査時に不正を行ったことです。10月26日(月)は、那覇発名古屋(セントレア)行きSNJ70便で、Aが乗務前アルコール検査時、Aの代わりに別の客室乗務員Bに検査を実施させていました。

3月25日(木)には、那覇発鹿児島行きSNJ84便の乗務前、AはBの乗務前アルコール検査時を別の客室乗務員Cに検査を実施させました。この便に乗務した客室乗務員3名は、飛行勤務開始7時間前まで飲酒していました。

ソラシドエアはこの事態を受け、利用者、関係者に対して陳謝しています。原因分析の上で再発防止策を策定、速やかな対応で、信頼回復に向けて取り組むとコメントしています。

メニューを開く