空母「クイーン・エリザベス」、横須賀入港 イギリス出港から106日目

空母「クイーン・エリザベス」、横須賀入港 イギリス出港から106日目

ニュース画像 1枚目:横須賀基地に入港したクイーン・エリザベス、飛行甲板に係留されているF-35BライトニングII (kuraykiさん撮影)
© FlyTeam kuraykiさん
横須賀基地に入港したクイーン・エリザベス、飛行甲板に係留されているF-35BライトニングII (kuraykiさん撮影)

イギリス海軍の空母「クイーン・エリザベス(R08)」は2021年9月4日(土)、アメリカ海軍横須賀基地に入港しました。ジュリア・ロングボトム駐日イギリス特命全権大使などがこの空母を迎えました。入港時は搭載する第617飛行隊(617 SQN)「ダムバスターズ」、第211海兵戦闘攻撃中隊(VMFA-211)「ウェーク・アイランド・アヴェンジャーズ」のF-35BライトニングIIを甲板に係留して入港しました。ポーツマス出港から106日目のことで、7カ月半のパトロール任務のおおよそ半分の日程で日本への入港となりました。

ニュース画像 1枚目:駐日イギリス大使が空母「クイーン・エリザベス」を歓迎
© UK Embassy Japan
駐日イギリス大使が空母「クイーン・エリザベス」を歓迎

「クイーン・エリザベス」は、日本近海にパトロールで到着後は海上自衛隊、アメリカ海軍とも演習を実施したのち、横須賀への入港前には韓国海軍との演習を実施しています。海軍力だけでなく海軍航空部隊も西太平洋地域、日本近海の太平洋上で演習を重ねています。さらに海自は9月2日(木)から9月7日(火)にかけて、航空自衛隊は搭載機と9月9日(木)にかけて空母打撃群(CSG21)とそれぞれ演習を実施します。これにより、アメリカが提唱、日本も取り組む「自由で開かれたインド太平洋」にイギリスも参加し、連携します。

アメリカ海軍横須賀基地には、9月4日(土)の「クイーン・エリザベス」入港に続き、9月5日(日)にはタイド型給油艦「タイドスプリング(A136)」が入港します。オランダ海軍「エバーツェン(F805)」は9月5日(日)、海上自衛隊横須賀基地へ入港予定です。

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