嘉手納基地18WG、第2航空団と訓練 千歳基地へ移動 9/13〜22

嘉手納基地18WG、第2航空団と訓練 千歳基地へ移動 9/13〜22

ニュース画像 1枚目:嘉手納基地所属18WGのF-15C
© U.S. Air Force photo by Senior Airman Cynthia Belío
嘉手納基地所属18WGのF-15C

防衛省は2021年9月13日(月)から9月22日(水)、アメリカ軍が嘉手納飛行場から千歳基地へ訓練移転すると発表しました。訓練は、アメリカ空軍の第18航空団(18WG)と航空自衛隊の第2航空団、千歳救難隊と秋田救難隊が参加し、戦闘機による戦闘訓練と航空救難訓練などを実施します。千歳基地から離発着し、北海道西方と三沢東方の空域を使用します。

使用する航空機は18WGがF-15イーグルを12機程度、E-3Cを使用し、隊員は240名程度が参加。空自のF-15を12機程度、救難機としてU-125AとUH-60Jを使います。1回あたり6~12機のアメリカ軍機が8~14日間、参加する比較的規模の大きな「タイプ2」の訓練です。訓練期間の前後には人員、物資輸送のため輸送機も千歳基地に飛来します。

訓練移転は通算114回目で、国内は60回・グアムなどは54回を数えています。アメリカ軍再編に伴う日米2国間の相互運用性の向上、アメリカ軍飛行場の周辺地域への影響軽減を目的としています。

なお、新型コロナウイルス感染防止対策として、基地の地域外からの訓練参加者は、全員がPCR検査を受検し、陰性が確認された隊員のみ参加。参加者は基地と宿泊先ホテル以外の場所へ不要不急の外出は控え、多人数で行動する戦闘機見学などの実施予定もありません。

期日: 2021/09/13 〜 2021/09/22
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