嘉手納18WGと第2航空団の訓練スタート、C-17グローブマスターが輸送支援

嘉手納18WGと第2航空団の訓練スタート、C-17グローブマスターが輸送支援

ニュース画像 1枚目:千歳基地に飛来したC-17グローブマスターIII (wildcookieさん撮影)
© FlyTeam wildcookieさん
千歳基地に飛来したC-17グローブマスターIII (wildcookieさん撮影)

アメリカ空軍の第18航空団(18WG)が2021年9月13日(月)から9月22日(水)、嘉手納飛行場から千歳基地へ訓練移転しています。これに伴う輸送機が9月12日(日)に嘉手納から千歳へ向かい、翌日には再び嘉手納に戻ったと見られます。訓練移転の輸送支援を実施したのは、C-17グローブマスターIIIの「05-5152」です。FlyTeam航空フォトで確認できます。

訓練は、アメリカ空軍が18WGのF-15イーグルを12機程度とE-3C、航空自衛隊はF-15を12機程度、救難機としてU-125AとUH-60Jを使用します。戦闘機による戦闘訓練と航空救難訓練などが予定されており、北海道西方と三沢東方の空域が使用されます。

新型コロナウイルス感染症が世界的に流行した後も、嘉手納基地の18WGは千歳、新田原の空自基地での訓練移転を実施しており、自衛隊との連携、即応性の維持に努めています。こうした訓練前にはPCR検査が実施され、陰性が確認された隊員のみ参加しており、不要不急の外出を控えたり、多人数で行動する戦闘機見学などは実施されていません。

期日: 2021/09/13 〜 2021/09/22
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