© U.S. Air National Guard Photo by Senior Master Sgt. Timm Huffman
KC-46ペガサスのエレファント・ウォーク
航空自衛隊が2021年度にも導入を予定するKC-46Aによるエレファント・ウォークが2021年9月8日(水)、アメリカで実施されました。第157空中給油航空団(157ARW)のKC-46Aペガサスがピース空軍州兵基地で披露したもので、7機が滑走路16エンドから侵入し、34エンドに向かい、そのまま駐機場に向かい、飛行はしませんでした。
「エレファント・ウォーク」では、参加した航空機が実際に飛行することもあります。ただ、多くの機体は誘導路から滑走路へ入り、離陸せずにタキシングし、武装解除する「優雅な動き」が主な目的で、即応体制や作戦に参加する航空機の能力を確認・誇示する意図があります。
今回披露されたKC-46Aペガサスの動きは、この機種を装備した157ARWとして初めて「エレファント・ウォーク」を実施する機会でした。さらに、9月11日(土)、9月12日(日)に開催予定のエアショーに向けた新たな機種のお披露目の機会でもありました。
空自はKC-46Aを米子基地に配備する計画です。2021年度にも受領する予定で、計6機の配備により、全国に配備されているF-15、F-2、F-35戦闘機をKC-767と共に後方支援します。

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16エンドから滑走路に優雅に進入するKC-46A

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7機のKC-46Aが滑走路をタキシング

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KC-46Aのベース機はボーイング767。大型の機材が優雅に行進

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34エンドまで進み武装解除

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武装解除後は駐機場へと向かう