中東での派遣海賊対処行動航空隊、那覇基幹から八戸へ部隊交代へ

中東での派遣海賊対処行動航空隊、那覇基幹から八戸へ部隊交代へ

ニュース画像 1枚目:海上自衛隊 P-3C イメージ (かぷちーのさん 2016年撮影)
© FlyTeam かぷちーのさん
海上自衛隊 P-3C イメージ (かぷちーのさん 2016年撮影)

統合幕僚監部は2021年9月下旬から10月上旬にかけ、ソマリア沖・アデン湾で海賊対処の任務に従事する航空隊を交代します。ジプチに拠点を置き活動する航空部隊は、この交代で那覇航空基地を基幹とする第5航空群の第44次から、八戸航空基地の第2航空群を基幹とする第45次の要員、航空機に代わります。

第45次の航空機はP-3Cの2機が9月27日(月)、八戸を出発、ジプチへ向かいます。航空隊要員は、民間チャーター機を使い、成田空港から10月1日(金)に出国予定です。

現地で任務にあたる第44次航空隊は、要員が10月7日(木)に民間機の定期便で羽田空港に帰国します。海賊対処任務で飛行していたP-3Cの2機は10月9日(土)、那覇に帰着予定です。

ソマリア沖・アデン湾の派遣航空隊は第32次航空隊以降、第2航空群と第5航空群が交代で任務にあたっています。2020年からは、中東地域で日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集活動も実施しています。

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