フジドリームエアラインズ、近畿運輸局からバリアフリー化で表彰

フジドリームエアラインズ、近畿運輸局からバリアフリー化で表彰

ニュース画像 1枚目:車椅子対応エレベーター付パッセンジャーステップ車
© フジドリームエアラインズ
車椅子対応エレベーター付パッセンジャーステップ車

フジドリームエアラインズ(FDA)とエスエーエス(SAS)、MHIエアロスペースプロダクション(MAP)の3社は、2021年度の「近畿運輸局バリアフリー化推進功労者表彰(優秀賞)」を受賞しました。車椅子対応エレベーター付パッセンジャーステップ車の導入が評価されたものです。バリアフリー化推進で優れる個人または団体を、近畿運輸局が府・県・事業者団体などの推薦を受けて選考し、表彰しています。

FDA、SAS、MAPは2019年12月、ボーディングブリッジのない駐機場で、航空機に搭乗・降機する際、車椅子の旅客でも安心して利用できるようエレベーター機能が付いた車椅子対応エレベーター付パッセンジャーステップ車を共同開発。名古屋小牧空港、熊本空港、神戸空港に順次導入しています。

この車両により、車椅子利用者が階段の昇降機を利用する際の恐怖心や不安の解消に繋がり、設置されている階段は弱視者対応として赤で色づけされ、途中に踊り場スペースが確保されています。さらに、エレベーター使用中でも他の旅客は階段で昇降できます。こうしたさまざまな旅客の利用が想定された作りや、すべて利用者の利便性向上に繋がる点が評価されました。

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