三井住友のリース部門、LCIとの共同事業でヘリコプターリース事業を拡大

三井住友のリース部門、LCIとの共同事業でヘリコプターリース事業を拡大

ニュース画像 1枚目:SMFL LCIヘリコプターズ イメージ
© LCI
SMFL LCIヘリコプターズ イメージ

三井住友ファイナンス&リース(SMFL)とLCIヘリコプターズ(LCI)が設立したSMFL LCIヘリコプターズは、オペレーティングリース事業を拡大します。新たにエアバス・ヘリコプターズ、レオナルドから新世代ヘリコプター12機を取得します。コロナ禍で航空旅客事業は需要減少に襲われていますが、航空貨物は堅調、ビジネスジェットも好調で、ヘリコプターも緊急輸送、公共向けは安定しているため、事業拡大に至ったと見られます。

取得する12機の内訳は、エアバスのH145型4機、レオナルドのAW139型3機、AW169型5機で、資産評価額ベースで約1億2,000万ドル(約131億8,000万円)です。このヘリコプターは、救急医療搬送、山岳・沿岸海域での捜索救難、洋上風力発電施設の人員輸送などに使用され、ヨーロッパや北米地域に導入予定です。

SMFL LCIヘリコプターズは、2020年7月にSMFLとLCIが共同で設立し、すでに19機を保有。今回の取得で合計31機に事業規模が拡大します。SMFL LCIヘリコプターズはは、ヘリコプターリース市場への資金拠出で今後の投資への意思表示を改めて示し、SMFLの航空関連ビジネスのモデル、LCIの知見・ノウハウを生かし、救急医療、災害対応、再生可能エネルギーの導入促進など、社会課題の解決に資するサービスに取り組みます。

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