政府専用機、都心通過する新航路を初使用 任務飛行前の移動で

政府専用機、都心通過する新航路を初使用 任務飛行前の移動で

ニュース画像 1枚目:A滑走路に着陸するボーイング777政府専用機 (サリーちゃんのパパさん 2021年9月22日撮影)
© FlyTeam サリーちゃんのパパさん
A滑走路に着陸するボーイング777政府専用機 (サリーちゃんのパパさん 2021年9月22日撮影)

防衛省は2021年9月23日(木・祝)から9月26日(日)まで、政府専用機の運航を発表しました。これに合わせ、航空自衛隊特別航空輸送隊が運航するボーイング777型政府専用機が9月22日(水)、羽田空港に「80-1111」「80-1112」の2機とも到着しました。千歳基地から任務を開始する羽田空港へ移動したもので、着陸時は政府専用機が初めて都心上空を飛行するルートが使用されました。2機ともA滑走路の16Rに着陸しました。

東京都心を飛行する羽田空港の新たな航路の運用開始から、これまで3回の任務飛行がありました。1回目は2020年10月に菅首相のベトナム訪問時、2回目は2021年4月に菅首相のアメリカ訪問時、3回目は同年6月に菅首相のイギリス訪問時でしたが、千歳基地からの移動、任務飛行時の出発、帰国時ともに羽田都心ルートは使われていませんでした。

今回の政府専用機は、菅首相が9月24日(金)にワシントンDCで開催される日米豪印「クアッド」会議に出席することに伴う任務飛行です。今回の任務を遂行すると、往復で直線距離21,000キロメートル(km)ほどを飛行し、要人任務の累計飛行距離が20万km超になる予定です。

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