アメリカ空軍第18航空団(18WG)による嘉手納飛行場から千歳基地への訓練移転が2021年9月22日(水)、終了した模様です。第67戦闘飛行隊(67FS)のF-15Cイーグルなど12機、E-3Bセントリーが千歳基地を拠点に航空自衛隊の第2航空団、千歳・秋田救難隊と訓練を実施しました。訓練に合わせ、C-17グローブマスターIIIが空輸で支援しました。
F-15Cイーグルの12機は9月9日(木)に千歳基地に到着。訓練は予定通り、9月13日(月)から実施されました。9月17日(金)には、千歳基地から空自のF-15J/DJの12機、アメリカ空軍のF-15Cの8機、計20機の戦闘機が離陸したものが期間中では最大規模で実施された訓練でした。E-3Bセントリーは9月14日(火)から、訓練に参加し、9月24日(金)に嘉手納へ帰還した模様です。
FlyTeamの航空フォトで確認できる訓練参加機と見られる機体はF-15が10機、E-3が1機で以下の通りです。嘉手納飛行場の周辺地域への影響軽減を目的として実施されており、通算114回目で、国内は60回の訓練移転でした。
■訓練移転参加機 <アメリカ空軍F-15> 78-0548 81-0034 81-0037 81-0040 81-0050 82-0019 83-0025 85-0103 85-0104 85-0115 <アメリカ空軍E-3> 75-0560