海上自衛隊と海上保安庁は2021年9月24日(金)、若狭湾の海空域で共同訓練を実施しました。重要施設の原子力発電所に向かう不審船対処に関連し、海自の技量の向上、海自と海保の共同対処能力の強化が目的です。
海自と海保とも船舶と回転翼機を使い、重要施設へ向かう不審船を想定した訓練を実施しました。海自はSH-60Kヘリコプターに加え、ミサイル艇「はやぶさ」、水中処分母船1号、海保は巡視船「だいせん(PLH-10)」と搭載するS-76Dヘリコプターに加え、巡視船「あさま(PS-205)」、巡視艇「あまかぜ(CL-65)」が参加しました。
訓練は、哨戒活動を実施する海自ヘリが不審船を発見し、海保へ通報し、それ以降の情報共有訓練を実施。巡視船「あさま(PS-205)」が現場に到着し、ミサイル艇「はやぶさ」と共同追跡・監視訓練、発光信号や威嚇射撃などによる警告を含む停船措置訓練が実施されました。
海自は海保との訓練を重ねており、若狭湾での訓練は21回目の不審船対処訓練でした。8月下旬にも東シナ海で、佐世保を母港とする海自と第十管区の海保による訓練が実施されています。
9月24日、 #第八管区海上保安本部 は、 #海上自衛隊 #舞鶴地方隊 と不審船対処に係る共同訓練を若狭湾で行いました。#海保 、#海自 からあわせて船艇5隻、航空機2機が参加して、共同対処能力の向上を図りました。
— 海上保安庁 (@JCG_koho) September 24, 2021
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