エミレーツ航空、A380就航地27都市に拡大へ 50機超を運航再開

エミレーツ航空、A380就航地27都市に拡大へ 50機超を運航再開

ニュース画像 1枚目:エミレーツ航空、A380 イメージ
© Emirates
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エミレーツ航空は2021年9月27日(月)、世界各国で旅行規制が緩和されつつあることを受け、旗艦機のエアバスA380型の運航再開と就航地拡大を決定しました。現在は、A380で16都市に運航していますが、10月と11月に11都市に就航を拡大し、11月末までに27都市へ運航します。年内にA380を50機以上、定期便の運航ラインに復帰させます。

今後6週間でA380を投入する目的地は、アムステルダム、バルセロナ、デュッセルドルフ、ハンブルグ、ヨハネスブルグ、マドリッド、ミラノ、リヤド、サンパウロ、チューリッヒです。さらに、10月1日(金)からイスタンブールにも就航します。これは、トルコに就航する初のA380です。

新型コロナウイルスの影響を受け、A380は搭載座席数が多いことから、地上で保管するなど厳しい状況が続いています。その中でもエミレーツは徐々にA380の運航を再開しており、2021年11月までに発注済みのA380を全て受領する予定です。これにより、A380の保有機数は118機となる予定です。

なお、エミレーツ航空は現在、パンデミック前のネットワークの90%にあたる120以上の都市に就航。年内に50機以上のA380の運航を再開させることで、輸送能力は70%にまで回復する見通しです。

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