アメリカ海軍、F/A-18ブロックIIIスーパーホーネット量産初号機を受領

アメリカ海軍、F/A-18ブロックIIIスーパーホーネット量産初号機を受領

ニュース画像 1枚目:F/A-18ブロックIIIスーパーホーネット 量産初号機
F/A-18ブロックIIIスーパーホーネット 量産初号機

アメリカ海軍は2021年8月31日(火)、F/A-18ブロックIIIスーパーホーネット量産初号機をボーイングから正式に受領したと発表しました。アメリカ海軍、ボーイングが9月27日(月)付けで発表しました。アメリカ海軍には、2020年6月にF/A-18E/FブロックIIIを1機ずつ、計2機の試験機が納入され、第23試験評価飛行隊(VX-23)と第31試験評価飛行隊(VX-31)が装備品の構成を試験してきました。

正式に受領したブロックIII初号機は、パタクセントリバー海軍航空基地のVX-23に納入され、開発試験に使用。さらにボーイングが製造したブロックIIIの複数の機体は、カリフォルニア州のアメリカ海軍チャイナレイク武器センターに納入。これらの機体は、運用任務のシナリオに基づいた評価を行う運用試験訓練に使用されます。

ニュース画像 1枚目:ブロックIIIスーパーホーネット
ブロックIIIスーパーホーネット

今回の正式受領の発表は、F/A-18とEA-18GブロックIII仕様が空母適合性試験を終了したことに伴うものです。VX-23は電磁カタパルト射出、着艦、タッチアンドゴー試験を通じ、カタパルト発進とアレスティング・ワイヤーへの耐性も確認されています。

アメリカ海軍はこれまで、ボーイングが製造したシステムは要件を満たしていることを確認しており、今後は、ブロックIIIのコンポーネントシステムの包括的な評価を進めます。この開発と運用試験は、2022年初夏まで続く予定です。ボーイングは2024年末まで、F/A-18スーパーホーネットブロックIIIを毎月2機、計78機を納入する契約を締結しています。

ニュース画像 2枚目:出発前の点検
出発前の点検

F/A-18E/FスーパーホーネットブロックIIIは、ネットワーク機能の強化、コンフォーマル燃料タンク、防御電子機器のデジタル化、ステルス化を高めるための再設計などが行なわれています。レーダーを使わず受動的な手段で目標を探知、捕捉して追尾するIRSTポッドブロックIIの搭載も計画されており、最新の電子戦への対応を視野に入れた開発が進められています。機体の耐用寿命を10,000時間に伸ばし、数十年の運用を目指した仕様となっています。

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