10月7日夜の地震、羽田など首都圏の空港に被害無く平常時の運用

10月7日夜の地震、羽田など首都圏の空港に被害無く平常時の運用

ニュース画像 1枚目:羽田空港 イメージ
© 国土交通省
羽田空港 イメージ

2021年10月7日(木)22時41分ごろ、千葉県北西部を震源地とするマグニチュード5.9の地震が発生しました。東京・足立区、埼玉・川口市と宮代町で震度5強、羽田空港のある東京・大田区などで震度5弱を記録しました。羽田空港は震度5弱を観測したことで、滑走路を閉鎖。運航に影響のある施設の被害は無いことを確認後、滑走路4本とも運用を10月8日(金)未明に再開しています。ターミナルビルの被害も確認されていません。10月8日(金)6時現在、京浜急行、東京モノレールの2社による羽田空港への鉄道アクセスも通常通りです。

首都圏の空港では、茨城空港(百里基地)は震度4、成田空港は震度3で、いずれも施設の被害は無く、平常通りの運用となっています。

地震発生を受け、航空機を活用した情報収集活動は自衛隊、海上保安庁、消防・警察などが対応しています。自衛隊は、陸上自衛隊・立川駐屯地の東部方面航空隊と第1飛行隊、木更津駐屯地の第4対戦車ヘリコプター隊、海上自衛隊・館山航空基地の第21航空隊、航空自衛隊・小松基地の第6航空団、百里基地の百里救難隊などの航空勢力を投入し、情報収集にあたりました。

海保は巡視船艇と航空機2機で対応。東京消防庁ヘリコプターは夜間に情報収集を実施しており、10月8日(金)早朝から川崎市、埼玉県、千葉市の各消防ヘリコプターが情報収集活動を実施しています。また、関東地方整備局も10月8日(金)、防災ヘリコプターを使用した広域被災状況の調査を予定しています。

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