アリタリアが運航終了・ITAエアウェイズが運航開始、3月までに羽田就航予定

アリタリアが運航終了・ITAエアウェイズが運航開始、3月までに羽田就航予定

ニュース画像 1枚目:発表された新たな塗装デザイン。A330もこの塗装になる予定
© ITA Airways
発表された新たな塗装デザイン。A330もこの塗装になる予定

アリタリア-イタリア航空が2021年10月14日(木)に運航を終了、実質的な後継の航空会社、ITAエアウェイズ(イタリア・トラスポルト・アエレロ:Italia Trasporto Aereo)が2021年10月15日(金)に運航を開始しました。羽田/ローマ線も2022年3月までに就航する計画です。

ITAエアウェイズの初便はミラノ・リナーテ発バーリ行きAZ1637便、使用した機材はエアバスA320型、機体記号(レジ)「EI-IKU」でした。この機体はアリタリア塗装のままで運航されました。

運航開始時の就航地は、羽田を含む44地点、59路線に就航です。ハブ空港は、ローマ・フィウミチーノとミラノ・リナーテの2空港とします。保有機数は、ワイドボディ7機、ナローボディ45機の計52機です。羽田線の就航はワイドボディ機としてアリタリアから譲り受けたエアバスA330-200型を使用します。

機材はすでに発表している通り、エアバス機を中心に新型機を新たに26機導入し、2022年に計78機に拡大します。機材更新や増加に伴い、2025年までに74地点、89路線に就航する計画です。

就航に合わせ、新たな塗装も発表。アリタリア航空時代には使用していなかったブルーを採用し、イタリアの団結、結束、誇りの象徴で、スポーツの代表チームに採用されているカラーをベースとしました。また、ホワイトゴールドとレッドゴールドによるITAエアウェイズのロゴ、尾翼にはイタリア国旗を組み合わせています。なお、「アリタリア」ブランドも購入し、移行を管理する方針です。

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