JAL、1月末まで国際線燃油サーチャージ額 変更なし

JAL、1月末まで国際線燃油サーチャージ額 変更なし

ニュース画像 1枚目:国際線で運航されているJAL機 イメージ (Ernie Heさん 2017年9月撮影)
© FlyTeam Ernie Heさん
国際線で運航されているJAL機 イメージ (Ernie Heさん 2017年9月撮影)

日本航空(JAL)は、2021年12月から2022年1月に発券する航空券の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を10月から11月分の現行と同額を継続します。

燃油サーチャージは、直近2カ月間の燃油市況の平均価格に基づいて見直しされています。シンガポールケロシン市況価格は8月から9月の2カ月間、平均で1バレルあたり76.85米ドル。これに同じ期間の為替平均1米ドル110.00円を乗じた円貨換算額は8,454円でした。これを事前に航空局へ申請済みの適用表に当てはめると、ゾーンCと10月から11月分の現行水準と同じでした。

燃油サーチャージの過去1年間の動向を振り返ると、2020年6月から徴収されませんでしたが、2021年5月発券分から再び徴収を再開しています。10月には、申請の適用表も見直しされ、徴収額が上がっています。原油価格の上昇に伴うガソリン価格の値上げが生活で実感するところですが、燃油サーチャージも旅行にとっては欠かせない費用の1つ。現在の状況は価格が上がる傾向があります。

春休みやゴールデンウィークにコロナ禍後、初めての海外旅行に向かう場合の航空券発券タイミングは、10〜11月と同額が続く1月までにすべきか、原油市況なども眺めながら、しばらく頭を悩ませそうです。

■JAL 〜1月末までの燃油サーチャージ額
韓国・極東ロシア:600円
東アジア(韓国・モンゴル以外):2,800円
グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル
 ・ロシア(イルクーツク):3,300円
タイ・マレーシア・シンガポール・
 ブルネイ・ロシア(ノヴォシビルスク):5,000円
ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ:6,600円
北米・欧州・中東・オセアニア:11,600円
期日: 2022/01/31まで
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