ボーイング、インド海軍に11機目のP-8I哨戒機を納入

ボーイング、インド海軍に11機目のP-8I哨戒機を納入

ニュース画像 1枚目:インド海軍 P-8I  (多摩川崎2Kさん 2019年10月撮影)
© FlyTeam 多摩川崎2Kさん
インド海軍 P-8I (多摩川崎2Kさん 2019年10月撮影)

ボーイングは2021年10月18日(月)、インド海軍へ11機目の哨戒機、P-8Iネプチューンを納入しました。インド海軍へのP-8Iの引き渡しは2013年に開始し、当初契約した8機分は納入が完了しており、今回の納入は2016年にインド国防省が発注した4機の追加分の3機目です。

ボーイングは、インド海軍向けに運航乗務員の訓練をはじめ、スペアパーツや地上での運航支援機器の供給、整備士向け訓練も提供し、P-8Iの運航を側面支援しています。可能な限り低予算で、高稼働の状態を保つ狙いから、ボーイングが全般的に統合ロジスティクスを支援しています。こうした体制もあり、2013年の導入からこれまでにP-8Iは3万飛行時間超を記録しています。

P-8ポセイドンは、インド海軍が初めてアメリカ軍以外で導入した機種です。インド海軍は愛称を「ポセイドン」ではなく、「ネプチューン」を採用しています。この機種は現在、オーストラリア空軍、イギリス空軍も運用しています。今後、ノルウェー、ニュージーランド、ドイツ、韓国にも導入される予定です。

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