空自も導入する空中給油機KC-46Aペガサス、F-15とF-16への給油認可

空自も導入する空中給油機KC-46Aペガサス、F-15とF-16への給油認可

ニュース画像 1枚目:KC-46からF-16への空中給油
KC-46からF-16への空中給油

アメリカ航空機動軍団(AMC)は2021年10月13日(水)、KC-46AペガサスによるF-15イーグルとF-16ファイティング・ファルコンの2機種、全ての派生系に対応する燃料補給を承認しました。各部隊の空中給油要件を満たす暫定的な能力獲得(ICR)宣言は、これが3度目です。このICRにより、アメリカ輸送軍(USTRANSCOM)が対応する62%の航空機への給油が可能になります。

KC-46Aはアメリカ空軍への導入にあたり、さまざまな問題点が指摘され、運用面で制約があり、初期作戦能力(FOC)宣言に至っていません。現在は着実に改良が加えられ、対応できる任務が拡大しています。7月にはセンターライン・ドローグ・システム(CDS)についてICRを獲得。8月にはB-52ストラトフォートレス、C-17グローブマスターIII、さらに受油機のKC-46へブームを使用して燃料を補給する2番目のICRが承認されています。

今回、3番目のICR獲得で、KC-46Aペガサスは今後、KC-135ストラトタンカーとKC-10エクステンダーの空中給油2機種が対応してきたF-15、F-16への給油任務を肩代わりすることが可能になり、部隊の能力向上にもつながります。

KC-46Aは航空自衛隊も導入する予定の機種です。今回のアメリカ空軍のICR宣言は、空自の導入時の能力にも大きい出来事とみられます。F-15J/DJ戦闘機は、空自が201機保有するの主力戦闘機で、2021年3月末現在の国有財産台帳記載の空自機432機のうち46%を占めています。

メニューを開く