スカンジナビア航空(SAS)は、2021/22年の冬スケジュール期間に150路線、90都市に運航します。拠点とするスカンジナビア3カ国から、ヨーロッパ路線を中心に路線を再開または新規開設します。日本路線の羽田/コペンハーゲン線も運航を継続します。
SASは、2021年7月に羽田/コペンハーゲン線を就航。使用する機材はエアバスA330-300型ですが、12月にはA340-300や最新鋭のA350-900型を投入する予定です。SASはオリンピック関連のチャーター便でA350を日本に初めて運航し、羽田路線では8月と9月に1往復便ずつ使用していました。
冬スケジュールは日本路線など長距離路線より、ヨーロッパ域内での便数を拡大し、出張やレジャー旅行の需要の高まりに対応していきます。スカンジナビア3カ国の首都を発着するロンドン線、マンチェスター線は1日3往復便ずつを運航します。ブリュッセル、ダブリン、フランクフルト、ハンブルク、ヘルシンキ、ミュンヘン、パリなどのヨーロッパの主要都市へのフライト数も増便します。
また、ザルツブルク、インスブルック、ミラノ、ミュンヘン、ジュネーブ、チューリッヒなど、冬のスキーリゾート行きの需要に対応する路線でも便数を拡大します。