ベル、初の輸出AH-1Zヴァイパー完成

ベル、初の輸出AH-1Zヴァイパー完成

ニュース画像 1枚目:バーレーンに輸出されるAH-1Z
© Bell Textron
バーレーンに輸出されるAH-1Z

ベル・テキストロンは2021年9月30日(木)、バーレーン向け初のAH-1Zヴァイパー攻撃ヘリコプターを完成させました。AH-1Zヴァイパーとして、初めて輸出される機体です。ベルは対外有償軍事援助(FMS)契約として2019年、バーレーン向けに12機を受注。この最初の1機は10月に海軍航空システム司令部へ納入されました。この完成機は、2022年にバーレーンへ輸送されます。

AH-1Zヴァイパーは、AH-1Wスーパーコブラの2枚ローターから4枚ローターとして、地上部隊を近接航空支援する任務飛行時の安定性が高められています。また、アビオニクスを換装した統合グラスコクピットが採用された新しい攻撃ヘリコプターです。H-1シリーズとして、UH-1を改良したUH-1Yベノムとは部品の85%が共通で、訓練や整備が簡素化されています。

このAH-1Zヴァイパーはアメリカ海兵隊がすでに運用しているほか、FMSでバーレーンに輸出されるほか、チェコも導入を予定しています。

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