格安航空会社のジップエア(ZIPAIR Tokyo)は2020年10月16日に旅客運航を開始し、1年が経過します。運航初便の成田/ソウル・仁川線は、成田発ZG41便が2名、仁川発ZG42便が1名と、コロナ禍での厳しい船出でした。それでも、12日後の10月28日にはバンコク線の旅客便を週1便で開始、12月には成田/ホノルル線に就航。3路線の便数を拡大に取り組みながら、2021年9月には4路線目の成田/シンガポール線の運航を開始しました。
現在、運航している路線は、以下の通りです。
成田/ソウル・仁川線 週3便
2020年10月16日に運航開始。現在、週3便を運航中です。
成田/バンコク線 週7便
2020年10月28日に週1便で運航開始。現在、週7便で毎日運航中です。
成田/ホノルル線 週3便
2020年12月19日から成田/ホノルル線に就航後、コロナ拡大から、2021年1月末に運休。その後、7月21日(水)から週1便で再開。10月に週2便になり、10月31日(日)から週3便になります。
成田/シンガポール 週1便
2021年9月7日(火)に運航開始。現在、週1便を運航中です。12月には、週3便に増便予定です。
ジップエアが運用している機材は、日本航空(JAL)から譲り受けたボーイング787-8型2機で運航しています。2021〜2025年度にかけて保有機材を毎年2機増やす計画で、10月にJALで使用されていた中古機を1機を加え、3機となりました。2021年度中に、もう1機を加え、4機になる予定です。
■ZIPAIRの保有のボーイング787-8型3機と導入時期
JA822J:2019/10〜
JA825J:2020/01〜
JA824J:2021/10〜
日本の空港での水際対策の強化が継続されており、厳しい環境が続く中でも便数を増加しており、今後の制限緩和で大きな飛躍が期待されます。