アメリカ空軍33RQSのペイブホーク、初めて「くにさき」で発着艦

アメリカ空軍33RQSのペイブホーク、初めて「くにさき」で発着艦

ニュース画像 1枚目:「くにさき」に初めて着艦する33RSQのペイブホーク
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Stephen Pulter
「くにさき」に初めて着艦する33RSQのペイブホーク

アメリカ空軍第33救難飛行隊(33RQS)のHH-60Gペイブホークが2021年11月2日(火)、海上自衛隊の輸送艦「くにさき(LST-4003)」に初めて発着艦しました。これは自衛隊がアメリカ軍を招待して実施した2021(令和3)年度離島統合防災訓練での模様です。離島統合防災訓練は沖縄県とその周辺海空域で2年ぶりに実施されたもので、33RQSのペイブホークは、「くにさき」での発着艦に加え、うるま市沖の訓練水域となっている浮原島での離発着しました。

訓練では人道支援や災害救援活動にあたり、死傷者の救助活動として海上に設けられた拠点に患者を搬送するシナリオも組み込まれ、自衛隊・アメリカ軍による2国間の共同対処能力の強化をはかりました。「くにさき」は災害時に一次拠点として患者を受け入れ後、医療施設へ振り分けて搬送する役割を担います。万一の事態には、アメリカ空・海軍や海兵隊は海自と協力して輸送活動を展開することから、今回の訓練ではペイブホークが被災地から患者輸送を担う機体として使用されました。

ニュース画像 1枚目:手前の空兵が航空管制を実施しながらペイ部ホークが浮原島に着陸
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Stephen Pulter
手前の空兵が航空管制を実施しながらペイ部ホークが浮原島に着陸

また、浮原島では、HH-60Gの離着陸に対応するため、無線通信士が配備され、通信の確立から中継業務、航空交通管制が実施されました。さらに、救難訓練の一環として、空兵が医療・救助活動のための上陸活動も実施されました。

ニュース画像 2枚目:33RSQのHH-60Gペイブホークが沖縄の上空を飛行する様子
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Stephen Pulter
33RSQのHH-60Gペイブホークが沖縄の上空を飛行する様子
期日: 2021/11/02
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