エアバスは、2021年11月14日(日)から11月18日(木)まで開催される「ドバイ・エアショー 2021」で「持続可能な未来」をテーマに出展します。コロナ禍後に開催される航空ショーとあって、大きな打撃を受けた航空業界の回復に取り組み、顧客、サプライヤー、パートナーとの直接、対面で絆を強化することを重視しつつ、世界的な課題となっている持続可能性に焦点を向けます。エアバスは2035年までに世界初のゼロエミッションの民間機開発を公表しており、そのコンセプト機のモックアップが展示されます。持続可能な航空燃料(SAF)や水素を活用した航空機、エンジン効率の向上などを中心とする技術紹介や議論を深めます。
地上展示では、エアバスが保有するA350試験飛行機の2号機「エアスペース・エクスプローラー」をはじめ、エチオピア航空のA350型、ウガンダ・エアラインズのA330neo型、エア・アラビアとウィズ・エアのA321LR型、エア・バルティックのA220型、さらにビジネス機ではアクロポリス・アヴィエーションのACJ320neo型と、効率的なエンジンを搭載した最新機種が展示されます。
エアバスの機種では、エミレーツ航空がA380型、エティハド航空がA350-1000型が航空会社から地上展示されるほか、エアバス・ヘリコプターズはクウェート空軍のH225M型、ACH175型も会場で披露されます。また、H145Mのモックアップ、H175Mのスケールモデルがブースで見学できます。
このほか、ドローンを活用した輸送、エアタクシーを実現するための技術も紹介される予定です。