スターフライヤーは2021年11月8日(月)、エアバスA320ceo型の機体記号「JA23MC」を本拠地の北九州空港から売却先へ向けてフェリーフライトを開始しました。「JA23MC」は、ボディの黒と腹部の境界に金の帯塗装が施され、この塗装はスターフライヤーからは無くなりました。SFJ3923便として運航され、女満別空港でナイトステイ後、アメリカへ向け、引き続きフライトしています。
「JA23MC」は9月30日(木)、羽田発SFJ87便で北九州空港へ最後の定期便を運航し、退役。北九州空港で売却前の整備が実施され、11月1日(月)には格納庫でさよならイベントとして社員が機体を清掃し、7年8カ月の運航に感謝のメッセージが書き込まれました。
スターフライヤーが導入した機材で、2021年度に退役するのは、「JA08MC」に続く2機目で、いずれも金帯塗装でした。同社はこれまで17機を導入し、6機が退役、現在は11機体制で運航しています。