国土交通省航空局によると、2021年10月の日本国籍の航空機登録は、新規登録4機、抹消7機、予約登録4機でした。新規登録では、民間機で北海道エアシステム(HAC)がワンワールド特別塗装機の「JA13HC」、全日本空輸(ANA)が「JA383A」のエアバスA380型、ピーチが「JA206P」のエアバスA320neo型を登録しています。「JA383A」を除く2機は11月11日(木)現在、定期便に投入されています。
抹消は、北海道エアシステムで活躍したサーブ340型「JA01HC」が手続きされています。この機体は、10月末に「VH-IAY」と新たな外国籍の登録を得て、鹿児島からアラスカを経由してバンゴー国際空港(BGR)へフェリーされています。
また、2020年7月に羽田からビクタービルへフェリーされたボーイング777-200ER型「JA704J」が、アメリカのロジスティック・エアへの売却を受けて抹消手続きが行われました。
北日本航空が39年超にわたり保有していたセスナ172Mラム「JA3665」も、抹消されました。北日本航空は2021年10月2日(土)付で、拠点としていた花巻空港で遊覧飛行、航空写真撮影の事業を終了し、那覇空港を拠点に運航事業を変更しています。
回転翼機では、朝日航洋の富士重工製204B-2型(ベル204のライセンス生産)「JA6026」、ヒラタ学園のロビンソン製R22型「JA300H」と「JA305H」は、いずれもオーストラリアへ売却に伴い抹消されました。
新規登録は4機で、「JA007L」「JA6938」「JA02JP」「JA26HJ」が申請されています。
■2021年10月 新規登録機登録日 | レジ番号 | 航空会社 | 機種 | 製造番号 |
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2021-10-06 | JA13HC | 北海道エアシステム | 42-500 | 1610 |
2021-10-08 | JA373R | ティー・エフ・オフィス | PA-46-350P | 4636775 |
2021-10-14 | JA383A | ANA | A380-841 | 0266 |
2021-10-19 | JA206P | ピーチ | A320-251N | 10591 |
抹消日 | レジ番号 | 航空会社 | 機種 | 抹消理由 |
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2021-10-04 | JA6026 | 朝日航洋 | Fuji 204B-2 | 豪州へ売却 |
2021-10-11 | JA01HC | 北海道エアシステム | Saab 340B/Plus | 航空の用に供しない |
2021-10-18 | JA2526 | 個人 | Schempp-Hirth Nimbus 3D | 外国人への譲渡 |
2021-10-21 | JA704J | 日本航空 | Boeing 777-200ER | LOGISTIC AIRへ売却 |
2021-10-21 | JA3665 | 北日本航空 | Cessna 172M Ram | 航空の用に供しない |
2021-10-22 | JA300H | ヒラタ学園 | Robinson R22 Beta II | 豪州へ売却 |
2021-10-22 | JA305H | ヒラタ学園 | Robinson R22 Beta II | 豪州へ売却 |
■2021年10月 予約登録機
JA007L、JA6938、JA02JP、JA26HJ