ジップエア、成田/ロサンゼルス線に続くアメリカ西海岸の路線を検討

ジップエア、成田/ロサンゼルス線に続くアメリカ西海岸の路線を検討

ニュース画像 1枚目:ジップエア イメージ (蒼くまさん 2020年1月撮影)
© FlyTeam 蒼くまさん
ジップエア イメージ (蒼くまさん 2020年1月撮影)

JALグループの格安航空会社(LCC)・ジップエア(ZIPAIR Tokyo)は、2021年12月25日(土)から東京・成田/ロサンゼルス線に就航し、これに続くアメリカ西海岸の就航地点を検討していく方針です。

ロサンゼルス線の就航は、ジップエア設立の「1丁目1番地」と説明した西田社長は、成田/ロサンゼルス間の航空貨物需要が底堅いこと、ロサンゼルスの日本人コミュニティの規模が大きく日米双方を出発する需要が一定程度見込めることを就航理由にあげました。新たな就航地点の選定も貨物・一定規模のコミュニティの存在を条件に、バンクーバーからロサンゼルスまでの西海岸で検討します。旅客需要が回復した先の見通しとして、レジャー目的地のラスベガスも候補としてあがっています。

そのほか、就航の準備を進める台北線は、航空当局との調整を継続しながら、2021年度内にも開設が実現する見通しです。

機材は、3号機の客室改修作業を成田で進めており、この機材でロサンゼルス線を運航します。4号機は計画通り、2022年3月末までに導入する予定です。これ以降は毎年2機ずつ導入する計画ですが、旅客需要の回復を見ながら対応する方針です。

なお、各国の入国規制は少しずつ緩和されつつあり、ジップエアの旅客動向は9月を「1」とした場合、10月は「2.5」、11月は「6」で10月の2.5倍で推移し、厳しい中でも少しずつ光が差してきた状況になっています。現在就航するバンコク、ソウル・仁川線の旅客も増えており、新たに就航するロサンゼルス線もクリスマスから年末年始の時期に合わせた日米間を往来する需要を見込んでいます。

この記事に関連するニュース
メニューを開く