自衛隊、航空機140機を含む実動の統合演習実施へ 11/19〜30

自衛隊、航空機140機を含む実動の統合演習実施へ 11/19〜30

ニュース画像 1枚目:2019年に実施された統合演習で陸自・海自の訓練
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2019年に実施された統合演習で陸自・海自の訓練

自衛隊は2021年11月19日(金)から11月30日(火)まで、「令和3年度自衛隊統合演習(実動演習)」を実施します。統合演習は、実動演習と指揮所演習を交互に実施されており、実働は2019年以来2年ぶりです。アメリカ軍は第7艦隊、第3海兵機動展開部隊、太平洋空軍(PACAF)が参加し、共同訓練を通じた技量・相互運用能力の向上を図ります。期間中、訓練には航空機140機程度が使用されます。

訓練場所は、種子島、長崎・五島列島の津多羅島、自衛隊の各施設や在日アメリカ軍射爆撃場を含む日本周辺の海空域です。演習には、統合幕僚監部と陸海空の各幕僚監部と情報本部、実動部隊として陸海空の隊員約30,000名、車両1,900両、艦艇10隻、航空機140機程度が参加します。アメリカ軍は5,800名程度の規模です。

訓練は、水陸両用作戦、総合ミサイル防空、共同・統合対艦攻撃、統合後方補給、基地警備、空挺作戦、宇宙状況監視に関連した連携、サイバー攻撃への対処、統合電子戦、指揮所活動に関連した訓練です。空自の基地に航空機が集結し、防空作戦・海空作戦協同対艦攻撃・海空協同防空作戦や、海上ではヘリコプター護衛艦や輸送艦での離発着が伴う作戦などが実施されています。

期日: 2021/11/19 〜 2021/11/30
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