マンモス・フレイターズ改修の777貨物機、初の顧客はカーゴジェット

マンモス・フレイターズ改修の777貨物機、初の顧客はカーゴジェット

ニュース画像 1枚目:777-200LRMFと777-300ERMF
© Mammoth Freighters
777-200LRMFと777-300ERMF

マンモス・フレイターズは2021年11月16日(火)、同社が貨物改修を手がけるボーイング777-200LRMFのローンチカスタマーとして、カナダのカーゴジェット・エアウェイズと2機の販売契約を締結したと発表しました。カーゴジェットは777-300ERMFと777-200LRMFを2機ずつ、計4機の追加オプション発注の権利があります。

マンモスは、デルタ航空で使用されていた777-200LRを10機取得済みで、その1機目の改修として「N705DN」を2022年半ばに開始し、カーゴジェットへ2023年後半に納入される予定です。

カーゴジェットはボーイング757型、ボーイング767型の2機種、31機を保有し、企業向けに機材・運航乗務員・保険などを含むACMIや国際チャーター便として、週2,500万ポンドの貨物を輸送しています。ボーイング777型をベースとした貨物容量の大きな機材で、現在の保有機を補完します。

マンモスは、ソフトバンク・グループ企業が設立した航空事業の企業です。777-200LRMFは650立方メートルに最大搭載量は約105トン、777-300ERMFは814立方メートルに最大搭載量は約99.7トンで、2023年半ばに追加型式証明書(STC)取得を目指しています。改修作業では、フォートワース・アライアンス空港に拠点を置くGDCテクニクスが担当します。

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