ブルーインパルスの低高度でのカラースモーク使用、空自が個別賠償

ブルーインパルスの低高度でのカラースモーク使用、空自が個別賠償

ニュース画像 1枚目:ブルーインパルス イメージ
© U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. Carlos Jimenez
ブルーインパルス イメージ

航空自衛隊は、2021年8月24日(火)に入間基地周辺の車両にカラースモークと思われる物質付着の問い合わせについて、法令に基づき、賠償を進めていると現状を公表しました。

ブルーインパルスは、パラリンピック開会式にあわせ東京都内上空を展示飛行し、その帰投時に入間基地付近で適正とされた高度300メートルより低い高度でカラースモークを使用していました。空自は、この事案を公表し、陳謝するとともに、個別に状況を確認し、対応していました。

空自は現地の状況確認、調査や分析を進めてきた結果、付着した物質の一部は、ブルーインパルスのカラースモークの物質である可能性が極めて高いと確認しています。カラースモークの物質が付着したと事実関係が認められた場合、個別に賠償対応を進めます。

空自はこの事案発生に伴い、入間基地周辺の居住者、国民に対して、改めて陳謝し、「心より深くお詫び申し上げます」とコメントしています。また、空自は賠償などで真摯に対応を続け、信頼回復に努める方針です。

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