空宙博、長距離飛行に挑んだ「A26展」の展示期間を延長 1/10まで

空宙博、長距離飛行に挑んだ「A26展」の展示期間を延長 1/10まで

ニュース画像 1枚目:企画展「A26展」の様子
© 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
企画展「A26展」の様子

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空宙博)は、企画展「A26展 もっと遠くへ-長距離に挑んだA26-」の開催期間を2022年1月10日(月・祝)まで延長します。「A26」は朝日新聞社が開発、日本陸軍が長距離飛行の性能を評価し、両者が開発費を提供し、立川飛行機と東大航空研究所が開発・設計を担当した双発機です。「A26」の「A」は朝日の頭文字から採られ、「26」は皇紀2600年を示し、2機が製造されています。

展示は、長距離の世界新記録に挑む目的から日本で開発され、飛行距離の延伸に重要な役割を果たした「A26」を紹介しています。A26に使用されていたエンジン部品のキャブレター、朝日新聞から見つかった図面など貴重な実物資料を見学できます。さらに、記録映像では飛行する様子を見ることもできます。1/50サイズのA26模型、航路図の模型、さらに解説パネルでは、A26の開発計画、世界や日本の長距離航空史、今後の航空機開発について分かりやすく紹介されています。

空宙博では、予定されていた開期中に来館できなかった方、もう一度見たい方など、期間延長で日本で開発が進められた長距離飛行への挑戦に理解を深めてほしいと呼びかけています。

期日: 2022/01/10まで
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