大分県は2021年12月12日(日)、県民を対象とした大分空港の「宇宙港(スペースポート)」としての活用に理解を深めてもらうセミナー・パネルディスカッションを開催します。ヴァージン・オービットによる航空機を利用した小型衛星の打ち上げ事業のアジア拠点として大分空港が選定されており、これを加速する事業展開についてANAホールディング(ANAHD)とヴァージン・オービットが10月に基本合意書を締結。衛星の打ち上げ事業に向けた動きが本格化します。
セミナーでは、宇宙港の展開で大分県に開ける未来、ヴァージン・オービットが大分空港を使用して取り組む水平型打ち上げについて、宇宙産業の有識者から話題提供。さらに、地域活性化につながる新たな街づくりを考える機会になるよう、宇宙ビジネスと宇宙技術の両方に精通するスペースポートジャパン(SPJ)理事の青木英剛さん、小型SAR衛星を開発・運用するSynspective(シンスペクティブ)社ジェネラルマネジャーの淺田正一郎さんが話題提供とパネルディスカッションを予定しています。
会場は、国東市の「アストくにさき アストホール」で、参加費は無料、開催時間は13時から16時です。事前にウェブサイトから申し込みが必要で、締切は12月10日(金)です。
■スペースポート推進セミナー <話題提供> (1)「宇宙港の整備の現状と将来の 宇宙旅行について」 スペースポートジャパン理事 青木英剛さん (2)「世界の衛星打上げロケットと 大分宇宙港の未来」 (株)Synspective 執行役員 ジェネラルマネジャー 淺田正一郎さん <パネルディスカッション> 「宇宙港がもたらす大分の未来」 ゲスト:青木英剛さん、淺田正一郎さん ファシリテーター:おおいたスペース フューチャーセンター:高山久信さん