AIRDOの新たな特別塗装機「ロコンジェット北海道」が2021年12月1日(水)、新千歳発12時20分、羽田行きADO20便で運航を開始しました。6本の尻尾が特徴のきつねポケモンのキャラクター「ロコン」が描かれ、北海道をイメージさせるきつねが各地を飛行し、ポケモンと共に旅を彩る1機となります。今後、5年間は特別塗装機として運航される予定です。
「ロコンジェット」のスケジュールは、AIRDOの特設サイトで翌日分が公開されます。特設サイトはスケジュール以外に、スペシャルムービーや関連写真を集めたギャラリーコーナー、搭乗したい場合には予約へのリンクも設けられています。
実際に搭乗すると、機内には「ロコン」と「アローラロコン」は、座席のヘッドレストカバー、ドリンクサービスのオリジナル紙コップ、そして客室乗務員が着用するオリジナルエプロンに描かれています。機内では特に、ポケモン図鑑でのロコンの番号「37」にちなみ、37列目のヘッドレストカバーはすべて「ロコン」と「アローラロコン」の2匹がデザインされた特別な配列になっています。
また、「ロコンジェット」が運航される新千歳、函館、旭川の北海道の空港にはロコンジェットのフォトスタンドが用意され、新たな特別塗装機を楽しむ仕掛けが設けられています。
この特別塗装機「ロコンジェット」は、機体記号(レジ)「JA607A」のボーイング767-300 ER型で、11月5日に羽田から那覇へフェリーされました。作業はMRO Japanで行われ、11月5日(金)から11月12日(金)までの1週間で全日本空輸(ANA)の塗装を剥がし、塗装は11月16日(火)から11月28日(日)まで計13日間にわたり実施されました。塗装を済ませた11月28日(日)には、那覇から羽田へフェリーされ、11月29日(月)に羽田空港で報道向けに公開されました。就航前の11月30日(火)に羽田から新千歳へフェリーされていました。