マレーシア航空MH370便が行方不明になった件で、丸7年越しに機体が墜落した場所が特定された模様です。独自にMH370便の航路を調査し、その情報を開設されたサイトでも公開しているリチャード・ゴッドフリーさんがオーストラリアのメディアに語っています。
墜落機の場所は、オーストラリア・パースから西に1,930キロメートル(km)の深海で、その場所は海底4,000メートルと公表しています。この場所特定にはボーイングからのデータをはじめ、航路のさまざまなデータを駆使し、微弱な電波を解析し、さらに海洋情報も含め、特定されました。捜索が実施されていた際に活用されていたインマルサットのデータとも合致する航路から割り出された地点です。
MH370便の捜索活動は、行方不明になった当初から実施され、2017年1月までマレーシア、オーストラリア、中国の3カ国が継続していました。活動は中断され、新たな情報に基づいて再開する可能性があります。今後は、特定した場所を捜索するかに焦点が移り、3カ国が新たな情報として認識するかに移ります。水深4,000メートルにまで到達できる無人潜水艇もあり、捜索活動の進展も期待されます。
One of the greatest aviation mysteries of all time may have been solved, with aerospace engineer Richard Godfrey telling us he's "very confident" he has found where missing plane MH370 is located. pic.twitter.com/kajsK1TuG8
— Sunrise (@sunriseon7) November 30, 2021