AIRDOを代表するしろくまのマスコットキャラクター「ベア・ドゥ」を描いた特別塗装機「ベア・ドゥ北海道JET」が2021年12月9日(木)、ラストフライトします。AIRDOはこれまで、10年超にわたりキャラクター「ベア・ドゥ」を描いた可愛らしい特別塗装機を運航しており、そのデザインを一挙に振り返ってみましょう。
■「ベア・ドゥ号」
機種:ボーイング737-500型、機体記号「JA8196」運航期間:2009/4/6〜2014/3/14 (4年11カ月)
「ベア・ドゥ号」は、AIRDOの10周年を記念し、初めての特別塗装機として登場した機体です。AIRDOに導入された2009年4月から退役する2014年3月まで、ベア・ドゥを一貫してまとって運航しました。デザインは、黒のラインでシンプルに機体全体にさまざまな様子の「ベア・ドゥ」が描かれました。
■「ベア・ドゥ ドリーム号」
機種:ボーイング737-500型、機体記号「JA305K」運航期間:2011/3/24〜2014/11/30 (3年8カ月)
「ベア・ドゥ ドリーム号」は、2011年3月27日にAIRDOが開設した羽田/帯広線に合わせて登場した特別塗装機です。「ベア・ドゥ号」と違い、カラフルに描かれたデザインですが、「ベア・ドゥ」は黒のラインでシンプルに描かれています。尾翼にベア・ドゥの笑顔が描かれていることも、この塗装の特徴です。
「ベア・ドゥ号」と「ベア・ドゥ ドリーム号」は約3年間、一緒に運航されており、空港で2機が出会う機会もありました。
■「ベア・ドゥ北海道JET」
機種:ボーイング767-300型、機体記号「JA602A」運航期間:2016/7/29〜2021/12/9 (5年4カ月)
「ベア・ドゥ北海道JET」は、設立20周年を前に「北海道の四季」をコンセプトに、道内の就航エリアの名所、自然、季節を表現し、登場した特別塗装機です。雲に乗った「ベア・ドゥ」が尾翼に描かれています。胴体には、北海道の春夏秋冬を代表する観光名所が描かれ、季節の移り変わりが分かるデザインです。
「ベア・ドゥ」は、AIRDOのキャラクターとして長年親しまれています。特に特別塗装機が登場した2009年以降、可愛らしい笑顔を振りまき、多くの人に広く親しまれ、AIRDOのPRで大きな役割を果たしています。「ベア・ドゥ ドリーム号」から「ベア・ドゥ北海道JET」の登場まで1年7カ月ほど、空白期間がありましたが、今後も新たな「ベア・ドゥ」特別塗装機の登場を期待したいですね!!