インド空軍のミル17墜落、搭乗の陸軍参謀長が死亡

インド空軍のミル17墜落、搭乗の陸軍参謀長が死亡

インド空軍が運航していたミル製Mi-17V-5が2021年12月8日(水)、タミルナードゥ州で墜落しました。14名が搭乗、うち13名が死亡し、この中にインド陸軍参謀長のビピン・ラワット将軍が含まれています。このMi-17はタミルナードゥ州のスルア(Sulur)からウェリントン(Wellington)へ向かう途中で、到着地近くのクーノア(Coonoor)付近が墜落現場となりました。

インド空軍では、2021年11月にミル製Mi-17でハードランディングの事故、2020年5月に天候不順に伴うハードランディングの事案が発生しています。

Mi-17は、ロシアのミルが製造したMi-8MTの輸出向けとして製造されており、インドの他にもネパール、スリランカ、マレーシアなどでも導入されている機種です。

なお、インドのモディ首相もこの墜落事故で亡くなったラワット将軍へ哀悼の意を表しています。

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