エミレーツ航空は2021年12月10日(金)、エアバスA380型を受領しました。エミレーツ航空は製造が終了した最後のA380を2022年6月の予定を前倒しで受領すると発表し、10月に「A6-EVQ」、今回は「A6-EVR」を受け取りました。最後に製造された「A6-EVS」は、12月末にも引き渡しされる予定です。
今回受領したA380は、「A6-EVR」は4クラス仕様です。シャワースパを備えたプライベートスイートのファーストクラス14席、フルフラットになるビジネスクラスは76席、プレミアムエコノミー56席、エコノミー338席で、計484席を搭載しています。
コロナ禍で国境が開きつつある中、エミレーツ航空はA380をアンマン、バンコク、カイロ、デュッセルドルフ、フランクフルト、広州、イスタンブール、ロンドン・ヒースロー、ロサンゼルス、マンチェスター、モーリシャス、モスクワ、ミュンヘン、ニューヨーク・JFK、パリ、トロント、ウイーン、ワシントンDC、チューリッヒと乗り入れ地を拡大しています。
最後に製造された「A6-EVS」は12月12日(日)、ハンブルクで試験飛行を実施し、大空にハートを描いています。最後のA380の引き渡しも、着々と進められています。