カタール・エグゼクティブ、超長距離ビジネスジェットG650ERを3機受領

カタール・エグゼクティブ、超長距離ビジネスジェットG650ERを3機受領

ニュース画像 1枚目:カタール・エグゼクティブのG650ER
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カタール・エグゼクティブのG650ER

カタール航空のプライベートジェットのチャーター運航部門のカタール・エグゼクティブは2021年12月15日(水)、ガルフストリームG650ER型を3機、導入しました。保有機材は計11機に拡大します。今回導入したG650ERは、アフリカ、南北アメリカ、アジア太平洋、ヨーロッパなどへ超長距離路線で運航する機材です。さらに、2021年末までに12機目のG650ERを受領する計画です。

ガルフストリームG650ERは、世界の超長距離ビジネスジェットで最速、航続距離は13,800キロメートル超で、日本の航空会社が定期便で運航する最長距離の東京/メキシコ間も飛行できます。客室も快適な睡眠を摂ることができるベッドを備えているほか、ブルートゥース・ヘッドホンと個人モニター、プライバシーを確保できる仕切りなども備えており、搭乗者が集まるホールエリアとプライベートエリアを区分することができます。

ニュース画像 1枚目:12月末までにG650ERをさらに1機追加
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12月末までにG650ERをさらに1機追加

カタール・エグゼクティブは12月に4機を受領することで、年明けに高まると予想する需要に対応します。コロナ禍の期間、カタール・エグゼクティブは月平均の運用体制を整える時間は前年比76%増、予約は倍以上に増えています。これは感染予防だけでなく、利用者の要望に合わせたフライト時間を提供できるサービスなどが評価されたものと見ています。

なお、保有機材数は現在、ガルフストリームG650ER型の11機に加え、ボンバルディア製のグローバル5000型が3機、グローバルXRS型が1機、エアバスACJ319型が1機、傷病者輸送用のA319型1機の計17機です。

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