ANA・JAL年末年始の予約率、国内線65% 国際線37% 国内は復調の兆し

ANA・JAL年末年始の予約率、国内線65% 国際線37% 国内は復調の兆し

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JALとANA

全日空(ANA)と日本航空(JAL)は、グループの2021年度年末年始期間の予約状況を発表しました。発表された期間は、2021年12月25日(土)~2022年1月4日(火)分です。両社の国内線は、提供座席数314万6000席、予約数206万人、予約数65.5%、国際線は提供座席数20万席、予約数7万3,600人、予約数36.8%です。国内線は復調の兆しが現れています。

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2021年度 年末年始期間 予約状況

国内線は、ANA、JALとも2020年度より座席数を絞りつつ、予約数が伸びており、予約率は前年度より改善しています。コロナ前の2019年度と比べ座席数87%、予約数77%になっています。両社は需要の旺盛な日は臨時便の設定、機材の大型化で対応しています。なお、ANAは2020年度は予約数96万人のところ、搭乗実績70万人となっており、感染状況が引き続き注視されます。

国際線は、前年度の123%、予約数は倍増しています。ただし、コロナ前の2019年度と比べ座席数26%、予約数12%になっています。国際線は、オミクロン株の流行による入国規制が影響し、予約状況は低調な推移が続いています。

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